脱サラから飲食店開業、飲食店経営まで

都内アメリカンダイニングバー開業から現在

10.退職から飲食業への転職

バーでの修行中も、営業マンとして製薬会社勤めを継続していました。いよいよ開業への状況が整いつつあると感じる最中、会社内で「早期退職募集」の発表が。いわゆる大規模リストラの公募で発表は1月、退職時期は2014年9月末日。退職金がアップすること、会社都合ということで周囲と円満退社が期待出来ること、などまたとない機会を得ました。が、その4月にまさかの大阪転勤。都内で開業準備をしながら退職を迎えようという、都合のいい目算は崩れ、9月末まで半年間大阪での最後の単身赴任のサラリーマン生活を送り、そのまま会社を退職しました。最後の半年間は、店舗開業への準備や対応は何も具体的には進められませんでした。とにかく、世話になった会社の新しい最後の勤務先で、最後何とか結果を出して辞める!という最後の意地が強かったです。そんな大阪で必死のサラリーマン営業活動をし終える頃に、多国籍料理のオーナー藤原さんから『人手不足なんで、開業準備しながらで構わないから働いてくれ』と話をいただきました。そして9月末会社を退職し、10月から多国籍料理のスタッフとして初めて正式に飲食業界で働くことになりました。